慈恵病院の取り組みの意義
こんにちは、株式会社未来creation LEAF 代表 山崎栞里です。
静岡市を拠点に活動している超自由人系ファイナンシャルプランナー、終活ライフケアプランナー、上級相続診断士です。
静岡、愛知、岐阜、三重、山梨、神奈川を中心に家計のやりくりから始める家計相談、自分らしい最期を描くための終活相談、家族の想いを受け継ぐための相続相談を行っております。
オンラインやお電話でのご相談も対応しておりますので日本全国各地遠方の方、お忙しい方、お出掛けが大変な方でも是非お気軽にご相談ください。
お客様の不安やお困りごとを解決し、幸せな暮らしを築くお手伝いが出来るようLEAFが全力でお客様のお力になります。
熊本にある慈恵病院。
『こうのとりのゆりかご』から始まり、最近では『内密出産』などをはじめとする子供のいのちを守るための取り組みを続けています。
賛否両論は多くありますが、それでも私は慈恵病院のような場所があることの必要性を強く感じます。
そして自分では出来ないことであり、どんな非難にさらされても信念をもって続けている病院関係者はじめたくさんの方々に尊敬の気持ちを抱かざるを得ません。
というのも、同じ望まない妊娠をしてしまった女性たちといっても、状況によって支援や福祉の必要性が変わってくるんですよね。
①相手の男性と結婚して家族を築けた人
順番は違っても幸せだと思います。
もちろん男性の経済状況によっては一概には言えないケースもありますが。
②未婚の母を選び実家などのサポートを受けながら子育てをしている人
相手の男性とは結ばれなくても、そばに子育てを支えてくれる家族などがいるというだけでとても幸せなことだと思います。
③ひとりでも必死に子育てをしようと決意して頑張っている人
女性としてとても強い人だなと思います。
ただ頑張りすぎて疲れてしまう前に必要な支援を届けたいなと強く感じます。
④産まないという選択肢しか残されなかった人
悲しい決断ですよね。
自分のお腹の中に宿った大切ないのち、
守りたかったのに守ってあげられなかった。
若すぎたり、家庭環境が複雑すぎて実家の支援すら期待できなかったり、相手の男性にも逃げられてしまったり。
それでもけして安くはない金額を用意出来たという点では最悪のケースだけは逃れることが出来たと思います。
⑤産まないという選択肢すら選べずにただただ困窮してしまった人
妊娠に気が付くのが遅すぎた、お金がなかった、誰にも相談できなかった。
様々な原因があると思いますが、嬰児殺人などの最悪の事態に陥ってしまう層がここだと思います。
個人的には「こうのとり」第1シリーズ第1話のネットカフェで破水して救急車を呼んだ妊婦さんのセリフが心に残っています。
「そんなの恵まれた人たちのための制度でしょ。あんたたちに何が分かるのよ(要約)」っていうセリフ、ここにすべてが込められているように感じます。
②は表にも出てきやすく、実家からだけではなく地域からのサポートも受けられやすいのですが、特に④⑤に関しては絶対に支援が必要なのに見えづらい、社会から見落とされやすい死角になっています。
この①~⑤の立場の女性たちがいるということ、どれだけの人が気付いていたでしょうか?
特に⑤の立場の人を助け、少しでも生まれて間もなくいのちを落としてしまう赤ちゃんたちを助けたい、名前名乗ってくれなくてもいいから危険な孤独出産を避けたい、そんな気持ちで取り組んでいるのが『こうのとりのゆりかご』や『内密出産』なんですよね。
とても素晴らしい、かつ社会に必要なことだと思います。
ただ慈恵病院だけじゃ日本全国の同じような立場の女性たち、生まれ来るいのちは救えないから、制度化してもっと多くの病院で実施出来るようになればいいのになと願う今日この頃です。
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