火垂るの墓
こんにちは、株式会社未来creation LEAF 代表 山崎栞里です。
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日本の多くの方々が知っている戦争アニメ映画、『火垂るの墓』。
身寄りのない幼い兄妹が困窮したまま誰にも頼れずに亡くなっていった、という切ないストーリーの映画です。
だけどYouTubeで解説動画を見ていたら、そうではない見方もあるそうなんですよね。
もちろん同じ作品でも上から下から前から後ろから右から左から、人によって360°の見方があるわけで、この解説動画がすべてだとは当然言い切れません。
だけど私の中でそういう見方もあるんだ、と深く考えさせられました。
『火垂るの墓』は実話を基にした原作があり、現実には兄は生き残って作家になっています。
この作家さんが言うには、「妹が亡くなったとき、もう面倒見なくていいんだと安心した」と感じたというエピソードがあります。
この気持ちって現代においても、介護などにも共通して言えることだと思います。寝る間もなく一生懸命介護して、自分自身が疲れ果てて、でも誰にも弱音吐けなくて、自分自身が追い詰められていく。そんなときに相手が亡くなって、悲しみ以上に安心が勝る。
この気持ち、誰にも責められることではないですよね。
心ない言葉で責められるとしたら、それは本気で介護を経験したことのない人だけなのではないでしょうか。
もちろん介護している側が追い込まれてしまう前に社会として支える想いと仕組みが大切だとは思います。
本題に戻りますが、この『火垂るの墓』って実は「自分の身勝手で妹を死に追いやってしまった兄の霊が自分の死後もそこから離れられずに永遠にその頃の記憶を思い出し続ける」という説もあるみたいなんです。
そもそも兄妹がおばさんの家を出てふたりで暮らし始めたのって、おばさんから「ちょっとは家のこと手伝ってよ」と言われたからなんですよね。
自分たちだけが生きていくだけでも精一杯のこの時代。
兄妹を引き取って生活させるのも楽なことではなかったはずです。
だからおばさんが言ってること、至極当然のことなんですよね。
それなのに反発して家を出て妹とふたりで防空壕で暮らし始める、おばさんの家にいた方がよっぽど生きやすい生活が出来たはずなのに。
あとは冒頭で亡くなりそうになっている兄にそっとおにぎりを差し出す人がいたなど、誰もが苦しい時代に見知らず子供に無償の愛を与える人の存在なども描かれていたようです。
もう少し兄がプライドを捨てて誰かに頼ったり、誰かを信じたりすることが出来ればふたりは戦後も生き続けることが出来たのかもしれません。
それが出来ずに妹を死なせてしまい、それを永遠に悔やみ続ける兄の気持ちが描かれていたんですね。
というのがこの説の主張でした。
この見方でもう一度作品を見れば、きっと新しい気付きもありそうですね。
近々『火垂るの墓』を見直してみようと思います。
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