実話から考える相続トラブルを防ぐために必要なこと―法定相続人を全て把握出来ていますか?

query_builder 2021/08/24
ブログ
静岡 相続

 こんにちは、LEAF 山崎栞里です。

 今日は実際にあった事例から見る相続の怖さをお伝えしたいと思います。


 人はそれぞれの事情を抱えて、複雑な関係性の中で生きています。

 自分で選べることではないし、何があったとしても何もなかったふりして生きていくしかないんですよね。

 たまに「あの人は本当に幸せそうで悩みなさそうだよね」と感じるような人でも実は深い事情を抱えていたりします。


 今回の事例のはじまりは空き家となっていた自宅の家と土地を売却しようとしたことです。お金目当てではなく、住んでいない家に固定資産税が課税され続けていたので清算したいというのが一番の理由だったようです。

 不動産屋さんを通し、まずは司法書士さんに売却のための相続登記、所有権移転登記をお願いしました。

 そこで衝撃の事実が発覚しました。

 なんとお母様とお父様は再婚であり、前の旦那さんとの間に11人のお子さんがいたのです。お子さんといってももう立派なおじいちゃん、おばあちゃんになっていますけどね。


 民法上、法定相続人と法定相続分が定められています。遺言や遺産分割協議、遺留分放棄、相続放棄などがなければ民法で定められている通りに相続されていきます。

 現金であればその通り分けられますが、不動産の場合”持分”としてその土地の権利の一部を承継します。

 そして代襲相続といって、たとえばお子さんが亡くなっていればそのお子さん、つまりお孫さんが相続します。また、お子さんが一度相続した土地の持分は、その後お子さんが亡くなったときにまた相続財産として承継されていきます。

 今回のように土地を売却しようとした場合、持分がある全員の同意が必要となります。


 今回の事例ではまずお父様が亡くなったときにお母様が2分の1、ご本人とお父様の養子となっていた従兄弟が4分の1ずつ相続しました。

 その後お母様が亡くなった後、お母様が持っていた2分の1の持分が前の旦那さんとのお子さんを含めたたくさんのお子さんたちに相続され、その家と土地は知らぬ間にたくさんの人の共有財産となっていました。そしてお子さんの中には既に亡くなり、さらにそのお子さんたちにも相続されていました。

 先ほど説明した通り、売却のためにこの全員の同意を得なければいけません。これがすごく大変な問題なんですよ。

 たとえば仲のいい大家族であれば話し合いで終わることなのかもしれません。

 でもね、自分たち子どもを捨てて離婚した母親の、新しい家族の問題に関わりたくないんですよ。弁護士さんや司法書士さんを追い返した理由もお金ではなく、ただただ関わりたくなかっただけだそうです。

 

 この事例はレアなケースかもしれませんが、再婚が珍しくなくなった現在、家族関係が複雑な家庭も少なくないと思います。

 離婚したら配偶者は相続人にはなりませんが、お子さんは相続人になります。結婚しなくても認知したお子さんは相続人です。

 知らぬ間にたくさんの相続人が存在していて、遺された家族がぐちゃぐちゃな相続トラブルを抱える前に、是非ご本人が生前整理として必要なことを伝える、遺言などを遺すなどの対応が必要だと私は思います。


 LEAFではお客様のお話をしっかりと聞いて、生前に必要な相続対策を行うお手伝いをしております。生前にどれだけのことが出来るかで、遺された家族が心身ともに幸せな生活を続けられるかどうかは大きく変わります。

 司法書士さん、弁護士さんとの連携もしておりますので是非LEAFにご相談ください。

 

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